四国化成が後場急伸、正午に発表した第1四半期決算を好感、営業利益26.3%増加

■有機化成品などの販売は減少したがファインケミカルの販売増など寄与

 四国化成工業<4099>(東証プライム)は4月25日の正午に第1四半期決算を発表し、株価は後場急伸して始まり、11%高の1950円(194円高)まで上げて戻り高値を更新している。

 第1四半期(2025年1~3月)連結決算は、売上高が前年同期比3.2%減だったものの、営業利益は同26.3%増の30億37百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同6.8%増の19億25百万円だった。有機化成品や建材の販売は減少したが、ファインケミカルの販売増により、減収増益となった。営業利益の伸びが目立ち、本業ベースでの収益好調が注目されている。12月通期の予想は全体に期初の数字を継続し、売上高は700億円(前期比0.7%増)、営業利益94億円(同3.5%減)などを据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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