リプロセルは大量行使で上場来安値だが専門家ほど目をみはる成果も続く

株式市場 銘柄

 細胞研究試薬などのリプロセル<4978>(JQG・売買単位100株)は17日、一時388円(9円安)まで軟化する場面があり、昨日に続き2013年6月に上場して以来の400円割れとなって上場来の安値を更新した。2014年3月期から営業・経常・純利益とも赤字が続いている上、16日付で15年8月に発行した新株予約権(行使価額修正条項付き)の大量行使を発表。株価の低迷にともない、行使価格が発行以来初の400円割れになったことなどが敬遠されたようだ。

 ただ、16日付では、国立がん研究センターと共同開発した、ヒトから採取した初代肝臓細胞向けの高機能培養液「ReproHP Medium」の販売を本年12月に開始(予定)と発表。また、11月4日には、臍帯(さいたい)血などに含まれる造血肝細胞を従来比3倍以上に効率的に増幅する技術が米国で特許審査を通過したと発表しており、株式市場での注目は散漫でもこれらの分野の専門家ほど目をみはる成果が相次いでいるとの評価が出ている。

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