大日本印刷、生成AIの活用をより簡便にする“直感操作の業務支援アプリ”「Ctrl+Cat」の提供を開始

■手間のかからない生成AI導入で業務効率向上

 大日本印刷(DNP)<7912>(東証プライム)は、生成AIの活用を簡単にする業務支援アプリ「Ctrl+Cat(コントロール・キャット)」の提供を2025年5月14日に開始したと発表。要約や翻訳、調査など、社内業務における生成AIの利用を、選択やコピーなど日常的なPC操作だけで直感的に行える仕組みを採用。企業のDXを加速させることを狙いとしている。本アプリは2024年の「AWS Japan 生成AIハッカソン」で優勝した実績があり、DNP社内では2025年1月から先行導入され、対象社員の約50%がアクティブに利用している。

 同アプリは、従来の生成AI活用に必要だった複雑な工程を排除し、情報選択のみでAIが対応するなど操作性を大幅に改善した。加えて、生成AIに指示を伝える猫型キャラクターを登場させるなど、使いやすさだけでなく「使いたくなる」UXデザインを追求。ゲーミフィケーション要素も取り入れ、AI利用に消極的だった社員にも浸透を図る。ユーザーは自分だけのAIキャラクターを自然言語で生成可能で、複数の大規模言語モデル(LLM)との連携により、テキストや画像の処理も対応可能となっている。

 アプリの活用事例には、スクリーンショットからの要約や翻訳、略語の解説確認などが含まれ、多様な業務を支援する。初期費用は税込660万円からで、利用人数や条件に応じて見積もりが行われる。DNPは生成AI導入に課題を抱える企業に向けて本アプリの導入を進め、2027年度までに累計2億円の売上を目指す。また、2025年下期には「正式版」の提供も予定しており、企業の保有するLLMとの連携による利便性の向上にも注力していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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