セキュアの監視カメラシステム、コンビニ2000店舗に導入突破

■コンビニ業界で広がるAI監視カメラの活用

 セキュア<4264>(東証グロース)は1月29日、AI技術を活用した監視カメラシステムのコンビニエンスストアへの導入が2000店舗を突破したことを発表した。同社は、監視カメラを単なるセキュリティ機器ではなく、高度なITネットワークソリューションとして位置付けており、AI技術を活用することで、セキュリティ向上だけでなく、省人化や業務効率化、マーケティング支援にも役立つとしている。

 コンビニエンスストアでは、夜間の不審人物検知や従業員の安全管理、マーケティングデータを活用した棚割りや商品ラインアップの見直しなどが期待されている。セキュアは、今後も社会課題解決に向けた高度なビジネスITソリューションの開発と推進に取り組み、スマートシティやスマートビルディングの実現を目指すとしている。

 セキュアは、AI技術を活用したセキュリティソリューションの提供をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムにAI技術を組み合わせた高付加価値のソリューションを提供している。顔認証による入退室管理システムでは、2020年から2022年まで3年連続でマーケットシェアNo.1を獲得しており、中小から大手企業まで1万社以上の導入実績がある。同社は、性能・コスト・安定性を考慮したシステム設計や設置環境の最適化をサポートし、あらゆる空間の安心・安全を実現するソリューションを提案している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る