綿半HD、グループ会社の綿半ファームが次世代養豚施設を長野県筑北村に建設
- 2025/5/28 16:13
- プレスリリース

■安心・安全な豚肉の安定供給が可能に
綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、グループ会社の綿半ファーム(長野県千曲市)がかねてより長野県筑北村において建設を進めていた新豚舎の完成を発表した。
【新豚舎の主な特徴】
・スマート技術による省力化
新豚舎では、温湿度や換気の遠隔管理、カメラによる健康状態の見守りなど、スマート農業技術を導入。省力化とともに、より緻密な飼育環境の管理が可能になった。
・人が立ち入らない豚舎
同豚舎では給餌、給水は自動で行われ、舎内清掃は「洗浄ロボット」が行う。豚の出荷も「出荷豚自動選別機」が行うことで人が豚舎内に入ることなく飼育ができる仕組みになっている。これによって外部から豚舎に細菌やウイルスなどの病原菌の持込みリスクを抑え、家畜の死亡・発病率の低下が期待できる。
・環境に配慮した循環型施設
豚糞を施設内で堆肥化、自社で栽培する飼料作物の肥料として活用。店舗や食品工場から出る食品残渣を飼料として再活用を進め、環境負荷の低減を図る循環型の取組みを計画している。
・豚舎の環境を整えアニマルウェルフェアにも配慮
夏は外気冷却装置の「クーリングパド」を稼働させ、豚舎内を冷涼に保つ。冬は畜産用ガスヒーターと併用して、天井で温められた空気を豚舎内に循環させ、家畜へのストレス軽減を図り、アニマルウェルフェアにも配慮している。
綿半ファームでは長野県千曲市の農場で豚を飼育し、長野県内の綿半店舗へ出荷している。また、飼料米の自社生産や、天然植物由来の飼料添加物の研究開発などを通じて、安全・安心な豚肉づくりに取組んできた。この度完成した新豚舎は、スマート技術の活用と環境への配慮を両立させた循環型の養豚施設であり、綿半店舗への豚肉の安定供給を目指すとしている。
なお、綿半ファームでは、同豚舎の見学会を予定。2025年6月3日~6月5日までの期間、関係者に向けて見学会を開催する。希望者は、事前に下記問い合わせ先まで連絡が必要。
【見学会・筑北新豚舎に関する問合せ】
〇綿半ファーム株式会社
筑北新豚舎住所:長野県東筑摩郡筑北村坂井5097―8
FAX 026-285-0190
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)