ビート・ホールディングス、ビットコインETFを再追加購入、累計購入額は16億円超え

■ビットコインETF「IBIT」をさらに2.4万口取得し、投資を加速

 ビート・ホールディングス・リミテッド(貝徳控股有限公司)<9399>(東証スタンダード)(外国株)は6月5日、ビットコインETF(上場投資信託)であるiShares Bitcoin Trust(IBIT)を追加購入したと発表した。これにより、同社のIBITに対する累計購入数量は21万5,330口に達し、合計購入価格は約1,149万米ドル(約16億5,325万円)となった。

 今回の追加購入は、日本時間2025年6月5日、1ビットコイン(BTC)の価格が約10万5,431米ドル(約1,516万8,412円)であった時点で行われた。新たに購入したIBITは2万4,000口で、取得単価は59.901米ドル、購入総額は143万7,624米ドル(約2億683万円)であった。同社は、これまでのIBITの平均購入原価が53.366米ドルであるのに対し、2025年6月4日(東部標準時)のNASDAQ終値が59.64米ドルであったことから、含み益があることを示した。

 ビート・ホールディングスは、ケイマン諸島に設立されたグローバルな投資会社であり、香港に事業本部を置き、日本を含むアジア諸国やカナダに子会社を展開している。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、モバイル・メッセージング・サービスやソフトウェア製品・サービスの提供、知的財産権の取得・ライセンシングなども手掛ける。同社は、2025年5月8日付の開示資料で発表した通り、今後もIBITの購入を継続する方針を示しており、保有残高は四半期ごとに時価評価を行う予定である。投資判断にあたっては、同社の開示資料やリスク要因を十分に考慮するよう促している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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