IGポート、サンリオと資本業務提携へ、キャラクター戦略強化し映像・IP展開に弾み

■アニメ×キャラクターで新たな市場開拓狙う

 IGポート<3791>(東証スタンダード)は6月17日、サンリオ<8136>(東証プライム)との資本業務提携契約を締結したと発表した。これに伴い、サンリオを割当予定先とする第三者割当による自己株式の処分と、同社会長の石川光久氏およびその資産管理会社による株式売却も実施され、サンリオの持株比率は4.98%に達する見込みである。提携の背景には、双方が保有するIP(知的財産)や映像制作・キャラクター展開の強みを融合し、グローバル市場への発信力を高める狙いがある。

 両社は今後、サンリオの人気キャラクターIPを活用したアニメ映像化や、IGポート作品のキャラクターを商品化・ゲーム化するなどのメディアミックス展開を共同で推進する。さらに、国内外のニーズに応じた新規IPの創出・育成や、海外市場をターゲットとした作品開発にも連携して取り組む方針だ。こうした協業により、クリエイターの成長支援と新たな収益源の創出を目指す。

 今回の第三者割当では92万9100株を1株1750円でサンリオに割当て、総額は約16億2500万円に上る。このうち10億円超はクリエイターの採用・育成やコンテンツ投資に、約6億円は制作環境の整備などの設備投資に充てる予定である。また、希薄化率は約4.59%とされ、合理的な資金調達と評価されている。今後は提携効果の本格化により、中長期的な企業価値の向上が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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