東京メトロ、駅社員・乗務員の身だしなみルールを大幅改正、多様性を尊重

■夏制服期間延長、ネクタイ任意、髪色もより自由に

 東京地下鉄(東京メトロ)<9023>(東証プライム)は、駅社員および乗務員を対象とした制服着用時の身だしなみルールを改正し、2025年5月1日(木)から社内運用を変更した。この改正は、近年の気候変動への柔軟な対応と社員がより快適に働ける環境整備、男女別基準の撤廃による多様性の尊重、そして社員自身が信頼される身だしなみを基準範囲内で選択可能とすることを目的としている。東京メトロは、安心・安全・信頼という運輸現業社員の基本的な考え方は変わらず、改正されたルールに基づき、今後も安全・安定運行と高品質な輸送サービスの提供に努めるとしている。

 今回の主な改正内容は四点に及ぶ。第一に、夏制服の着用期間が延長され、ネクタイの着用は通年で任意となる。これにより、社員は気温や自身の体調に合わせてより柔軟な服装を選択できるようになる。第二に、髪色の染色範囲が拡大され、JHCA(NPO法人日本ヘアカラー協会)のヘアカラー色見本レベルスケール11番以下の明るさまで染色が可能となる。これは、個性を尊重し、より多様な働き方を支援する取り組みの一環である。

 さらに、装飾品の着用や爪の手入れについては、業務に支障のない範囲内で選択可能となり、性別を問わない共通の基準が設けられる。これにより、社員はより自分らしいスタイルで業務に臨むことができるようになる。最後に、これまでの革靴に加え、暗色系のスニーカーの着用も可能となる。これは、社員の足元への負担軽減を図り、より快適な勤務をサポートするための措置である。これらの改正は、社員一人ひとりの働きやすさを追求し、多様性を尊重する東京メトロの姿勢を示すものと言えるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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