富士通とヘッドウォータース、宣言型エージェントを活用したプレゼンテーション自動化機能を共同開発

■AIアバターが登壇、プレゼンと質疑応答を自動化

 富士通<6702>(東証プライム)は6月19日、ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)と共同で、AIアバターによるプレゼンテーションおよび質疑応答を自動化する新機能「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発したと発表した。同機能は、富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」の技術をベースに、Microsoft 365 Copilot向けの宣言型エージェントとして実装されたものである。ユーザーはチャットを通じて自身の顔や声を模したAIアバターを生成し、指定した資料と言語に応じた説明文を自動生成できる。アバターはプレゼンテーション動画として出力可能で、Microsoft TeamsやPowerPointとの連携も視野に入れている。

 ヘッドウォータースは、Microsoft 365 Copilot向けの宣言型エージェント設計、Azure OpenAIとSpeech Serviceを活用した説明文と音声の自動生成、Graph APIを使った認証と資料取得、さらにアバター・音声の統合出力機能など、複数の中核技術を担当した。これにより、資料の内容理解から音声生成、プレゼン動画への統合までが一貫して自動処理される仕組みが構築された。技術的知識がなくてもプレゼン自動化を活用できる環境が整えられており、業務効率の大幅な向上が期待される。

 今後の展開として、同機能は2025年度第2四半期に富士通社内での試験運用を開始し、第3四半期には法人顧客向けに提供が始まる見通しである。説明品質の均一化や作業時間の短縮といった課題解決に貢献するとしており、AIエージェントの実用化と社会実装の加速が狙われている。富士通およびヘッドウォータースは今後も連携を強化し、AI技術の民主化を推進していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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