鹿島建設、SUBARUと高速道路で自動運転実験を開始、光ファイバ技術で路車連携

■光ファイバ技術で路車連携、自動運転の新局面

 鹿島<1812>(東証プライム)は6月24日、SUBARU<7270>(東証プライム)と共同で、光ファイバセンシング技術を活用した路車協調型自動運転の実証実験を開始したと発表した。実施場所は2025年大阪・関西万博会場へのアクセス道路として使用される阪神高速淀川左岸線(2期)海老江区間で、大阪市の協力を得てアスファルト舗装内に光ファイバセンサケーブルを敷設し、車両からの荷重や振動を検知することで道路モニタリングを行い、自動運転車両との情報共有を通じた合流支援などの検証を行う。

 両社はこれに先立ち、2024年9月から北海道美深町にあるスバル研究実験センターにおいて、周回コースでの厳冬期環境下における実験を実施してきた。道路から取得するリアルタイムなデータを車両に提供することで、自動運転の精度向上や安全性の強化を目指しており、阪神高速道路の共同研究制度を活用した形で、同年12月には高速道路上での試験にも踏み出している。

 今回の取り組みは、国内初となる高速道路および実験施設における光ファイバセンシング技術を活用した路車協調型自動運転の実証事例である。鹿島建設は社会インフラの高度化を図る技術開発に注力しており、SUBARUも「総合安全」の理念のもと、交通事故ゼロ社会の実現を視野に研究を進めている。今後も両社は、未来のモビリティ社会を見据えたインフラと車両の連携に取り組む構えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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