エスプール、三重県大紀町とゼロカーボンシティ実現に向けた包括的連携協定を締結

■脱炭素に向けた地域連携を強化──全国で29件目、三重県内では2件目の提携

 エスプール<2471>(東証プライム)は7月25日、三重県大紀町(町長:服部 吉人)と、ゼロカーボンシティの実現を支援する包括的連携協定を締結したと発表。同協定に基づき、同社は大紀町と連携し、地域資源を活用した脱炭素の取り組みを推進していく。

■協定締結の背景

 同社は自治体向けに脱炭素支援事業を展開しており、CO₂排出量の算定、温暖化対策に関する計画の策定・実行支援、地域課題の解決に資する脱炭素地域づくりなど、包括的な支援を提供している。

 一方、大紀町は2021年4月に近隣6町と共同で「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、将来にわたって健康で安心して暮らせる環境を次世代に引き継ぐため、地域の特性を活かした活動を進めている。

 こうした取り組みの一環として、同社は大紀町と包括的連携協定を締結し、同町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行う。同提携は全国で29件目、三重県内では2件目の事例となる。

■協定に基づく取り組み内容

 同協定により、同社は大紀町のゼロカーボンシティ実現に向け、中長期的な視点で計画の策定から施策の実行までを一貫して支援する。具体的には、同町が有する森林・河川・日射などの豊富な資源の活用に向けた調査・提案、温暖化対策実行計画の推進に関する助言、さらには住民や事業者への環境活動の普及・啓発などを実施していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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