プレミアグループは連帯保証人が不要になる新IoTクレジットが注目され一段と強含む

株式市場 銘柄

■オートクレジットの新しい取組みを発表

プレミアグループ<7199>(東1)は3月14日の後場、一段と強含み、取引開始後に3300円(155円高)をつけて出直っている。自動車販売店向けのオートクレジットサービスなどを展開し、13日付で、子会社プレミアファイナンシャルサービスがIoTを用いた新しい審査の取組みを開始したと発表。注目されている。

 発表によると、同じくグループ会社であるCIFUT(シフト)株式会社が提供するIoT機器(GPS機能付きエンジン始動制御装置)を顧客の購入車両に取付けることにより、一定条件の下で連帯保証人の付帯を不要とする審査が可能になる。

 近年は、家族関係の希薄化や高齢化などにより、連帯保証人を見つけづらい状況が現実になっている。このような中でもクレジットサービスを利用できるよう、保証人の付帯を不要とする新たなオートクレジットの取組みを開始した。

 今3月期の連結業績見通し(IFRS)は、税引前利益を19.42億円(同1.9%減)とするが、今期から「IFRS9号」などが適用になったため、従来の会計基準を適用した場合と比べ、第3四半期末の段階で税引前利益は4.8億円少ない数字になっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る