セキュア、セキュリティ導入実績1万3000社突破、約1年半弱で3000社増加

■顔認証技術で市場1位、セキュリティソリューションが急成長

 セキュア<4264>(東証グロース)は8月14日、提供する監視カメラシステムや入退室管理システムなどのセキュリティソリューションの累計導入社数が1万3000社を突破したと発表した。2024年3月に1万社を達成してから約1年半弱で3000社増加し、拡大を続けている。2002年の創業当初は個人向けサービスを提供していたが、2010年より法人向けセキュリティ事業へ本格参入し、AI(画像認識)技術を組み合わせた高付加価値型ソリューションを展開してきた。

 同社は提案から設計・施工・保守まで一貫したサービス提供により、中小企業から大手まで幅広い顧客の課題解決に貢献してきた。近年は顔認証や異常検知などのAI機能を活用した防犯・防災・見守りサービスが普及し、設置環境や運用ニーズに応じたカスタマイズ提案が高く評価されている。また、顔認証による入退室管理システムでは2020年以降、数量ベースで連続してマーケットシェア首位を維持している。

 今後はこれまでの技術力を活かし、社会課題の解決に直結するソリューション提供を継続する方針だ。さらにスマートシティやスマートビルディングの実現を推進し、安心・安全な社会の構築に寄与していくとしている。導入事例や詳細情報は同社ウェブサイトで公開している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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