LINEヤフー子会社のPayPay、新規株式公開を検討、米SECに登録届出書を提出

■資金調達の時期や規模は未定、引き続きLINEヤフーの連結子会社に

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は8月15日、同社の子会社であるPayPayが米国での新規株式公開を検討し、米証券取引委員会(SEC)に登録届出書のドラフトを非公開で提出したことを発表した。これはPayPayの普通株式を対象とした米国預託株式(ADS)の新規公開に向けた手続きの一環である。具体的な時期、規模、価格は現時点では未定で、市場環境やSECの審査手続きが完了することが実施の条件となる。

 LINEヤフーは、同新規株式公開が完了した後もPayPayが引き続き連結子会社であるとの想定を示した。また、同新規株式公開がLINEヤフーの連結業績や財政状態に与える影響は軽微であるとの見通しだ。なお、今回の公表文はPayPayの企業情報提供を目的としており、日本国内外での有価証券の売買を勧誘するものではないと明記されている。PayPayのADS募集や売却は、1933年米国証券法などの登録要件に準じて行われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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