物語コーポレーション、株主優待制度を拡充、全店舗対象とテークアウト利用に対応

■株主理解促進と利便性向上を目的に制度を改善

 物語コーポレーション<3097>(東証プライム)は8月18日、株主優待制度の拡充を発表した。同社は株主への感謝と事業理解の促進を目的に株主優待を導入しているが、利便性向上と利用機会の拡大を図るため、株主優待券の利用対象範囲を広げる方針を明らかにした。

 従来は「焼きたてのかるび」を除く国内グループ店舗での店内飲食に限定されていたが、今後は国内グループ全店舗に対象を拡大し、店内飲食に加えてテークアウト(福袋を含む)にも利用可能とする。ただし、モバイルオーダーやデリバリーでの利用は対象外とし、贈呈時期や有効期限などの基本条件に変更はない。

 新制度は2025年10月1日の営業日から適用される。株主はこれにより幅広い店舗と利用形態で優待券を活用でき、同社は株主との関係強化と事業理解促進を進める狙いを示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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