ニッカトーと美濃窯業が資本提携、株式持ち合いで協力強化、環境対応型製品開発へ資本関係を構築

ビジネス 万年筆 メモ

■両社が9月8日に株式を取得、持続的成長と競争力強化を狙う

 ニッカトー<5367>(東証プライム)は8月22日、美濃窯業<5356>(東証スタンダード・名証メイン)との資本提携を発表した。両社は従来から取引関係を有しており、今後の業務提携を視野に協力関係を強化するため、相互に株式を保有することを決定した。社会的責任としての環境配慮型製品の開発をはじめ、成長戦略と競争力強化を推進する狙いがある。美濃窯業はニッカトー株式をツバキ・ナカシマから、ニッカトーは美濃窯業株式をあいおいニッセイ同和損保から取得し、資本関係を構築する。

 資本提携の内容は、美濃窯業がニッカトーの普通株式30万株(発行済株式総数の2・48%)を2025年9月8日に取得する予定である。一方、ニッカトーは美濃窯業の普通株式15万株(同1・41%)を同日に取得する計画である。取得はいずれも東京証券取引所の立会外取引市場「ToSTNeT-1」を通じて実行される。両社はこれにより株式持ち合いの関係を構築し、協業の基盤を固める。

 提携相手のニッカトーは1913年創業で、大阪府堺市に本社を置く工業用セラミックスメーカーである。理化学用陶磁器や計測制御機器、電気炉なども手掛ける。資本金は13億2100万円、2025年3月期の売上高は約102億円、当期純利益は5億300万円だった。今後の業績への具体的影響は未定としているが、美濃窯業は資本提携を契機に業務提携の可能性を探り、取引関係の拡大と協力強化を進める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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