GFA、仮想通貨AGF売却で約14億円の益、売却益は期末に計上予定、業績への寄与は未確定

■ミームコイン投資の一環として取引を実施

 GFA<8783>(東証スタンダード)は8月22日、保有するミームコイン「Nyanmaru GOLD Utility Token(AGF)」の一部を売却し、仮想通貨売却益が発生したと発表した。売却は8月21日付で行われ、同社は自己勘定取引の一環としてNyanmaru GOLD Utility Tokenを相対取引により処分し、その対価としてトークン「WOWBIT($WWB)」を取得した。これにより仮想通貨の売却益が確定した。

 今回の売却益は2025年8月期第2四半期の会計期間に発生したもので、規模は約955万ドル(日本円換算で約14億円)に達する見込みである。なお、この金額はAGFを0.18ドル、WOWBITを2.38ドルとする8月18日時点のレートに基づいた換算額であり、取引による実際の金額ではなく想定値である。GFAは以前からミームコインを対象とするディーリング運用を展開しており、今回の取引もその一環である。

 同社はこの売却益を2025年8月期末に計上する予定とし、今後の連結業績に与える影響については現在精査中であると説明している。仮想通貨市場は価格変動が激しく、為替やレートによって収益額が変動する可能性があるため、同社は業績見通しへの反映を慎重に進めていく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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