Lib Workが後場一段高、業績・配当予想の増額修正と自社株買いを発表

ビジネス 万年筆 メモ

■7月~12月の経常利益は従来予想を15.6%引き上げる

 Lib Work(リブワーク)<1431>(東マ・福Q)は2月3日午前11時30分に第2四半期連結業績予想(2021年7月~12月・累計)と第3四半期末・第3四半期末の配当予想の増額修正、および自己株式の取得(自社株買い)を発表した。株価は後場一段と強含んで始まり、東証マザーズの値段で寄り後に769円(19円高)まで上げ、出直りを強めている。

 売上高は昨年11月に開示した予想を2.4%上回る65.24億円の見込みとし、経常利益は同15.6%上回る3.04億円の見込みとした。新築住宅の引渡し計画が順調に進捗し、グループのタクエーホームでは建売物件4棟を追加的に販売した。資材価格はウッドショック及び原油価格上昇により依然として高止まりしている状況で、粗利率は前回公表時点の見通しと同水準で推移した。6月通期の連結業績予想については、今回は変更しないとした。

 また、第3四半期末(22年3月末)の配当、第4四半期末(22年6月末)の配当については、ともに各々1株につき前回予想に対して10銭上乗せし1円50銭の予定とした。同社は20年10月、21年4月にそれぞれ1株につき2株の割合で株式分割を実施したため、これを考慮すると大幅な増配になる。

 自社株買いは、取得上限株数20万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.9%)、取得総額1.5億円を上限に、22年2月14日から同年6月23日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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