【株式市場】前場の日経平均は289円高、朝方の562円高からは伸び悩むが米利下げ期待などで強地合い

◆日経平均は4万2922円33銭(289円04銭高)、TOPIXは3111.15ポイント(10.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億426万株

 8月25日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ急伸最高値などが好感され、円高にもかかわらずトヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株や日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株が高いなど、強地合いの相場となった。米FRB議長の前週末の講演を受けて米国の利下げ期待が高まり、米国の住宅市場の回復期待などから住友林業<1911>(東証プライム)も活況高。米国工場の増設を発表したTOTO<5332>(東証プライム)も高い。日経平均は朝寄り直後の562円高(4万3201円)を上値に伸び悩み、前引けまで上げ幅200円台で一進一退となった。

 アステリア<3853>(東証プライム)が6日連続ストップ高となり「ステーブルコイン」関連株としての材料株妙味が継続。ネクスグループ<6634>(東証スタンダード)は一段と出直り「Zaifコイン積立」を手掛けるため関連株の見方。ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)は社長交代を含む構造改革が材料視されストップ高。アプリックス<3727>(東証グロース)は2日連続ストップ高となりIR専門部署の設置など株価への取り組み強化に期待継続。

 東証プライム市場の出来高概算は10億426万株、売買代金は2兆2538億円。プライム上場1620銘柄のうち、値上がり銘柄数は885銘柄、値下がり銘柄数は668銘柄。

 東証33業種別指数は19業種が値上がりし、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、サービス、証券商品先物、機械、卸売り、ガラス土石、鉱業、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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