【株式市場】日経平均は一時259円高まで上げ246円高、鉄鋼、重工、精密機器など高い

◆日経平均は2万7530円82銭(246円30銭高)、TOPIXは1952.01ポイント(17.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し7億508万株

 2月9日(水)前場の東京株式市場は、NY株の大幅な出直りに加え、仏露プーチン・マクロン会談でロシアがウクライナ侵攻を否定と伝えられたことなどが好感され、日経平均は204円高で始まったあと259円24銭高(2万7543円76銭)まで上げた。黒字変換の四半期決算を発表した三菱重工<7011>(東1)、大幅増配も発表したJFEホールディングス<5411>(東1)などが活況高。自動車、海運もしっかり。日経平均は午前10時にかけてダレ模様になったが、121円36銭高の2万7405円88銭を下値に持ち直し、前引けは上げ幅を200円台に広げた。

 AGC<5201>(東1)が8%高と急伸し、大幅増益の12月決算などを好感。オリンパス<7733>(東1)も大幅増益の四半期決算など好感され急反発。同じくヨネックス<7906>(東2)はストップ高。INCLUSIVE<7078>(東マ)はエンタテインメント会社との提携発表など材料視され急伸。ビーマップ<4316>(JQG)は四半期決算など材料視され2日連続ストップ高。

 新規上場のライトワークス<4267>(東マ)は、午前10時26分に3000円(公開価格2100円の43%高)で初値がつき、10時50分にかけては3585円(同71%高)まで上げ、前引けは3325円。

 東証1部の出来高概算は増加し7億508万株、売買代金は1兆5737億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1486銘柄、値下がり銘柄数は573銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、精密機器、鉄鋼、輸送用機器、ガラス土石、パルプ紙、繊維製品、金属製品、サービス、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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