日本エム・ディ・エムが反発幅を広げる、米国での売り上げ4割あり米国の利下げに期待強まる

■米国での製造割合も高く円高は追い風

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は8月25日、3日ぶりに反発し、後場は539円(12円高)をつけて反発幅を広げている。人工関節などの整形外科領域を中心に「商社機能」と「開発主導型メーカー機能」を融合した独自の事業展開を進めており、第1四半期(2025年4~6月)の連結売上高に占める米国の外部顧客への売上高は約46%。米国での製造割合も高く円高は追い風。米FRBパウエル議長の前週末の講演で米国の利下げ観測が再燃し、米国事業の拡大などに期待が強まっている。

 第1四半期(2025年4~6月)の連結売上高は59.2億円(前年同期比2.2%減)だった。うち、国内の売上高は前年同期比0.5%増の31.9億円。米国の外部顧客への売上高は同2.3%増の1874万ドル(円換算では円高の影響あり同5.1%減の27.2億円)。米国市場では、人工膝関節が堅調に推移し、人工股関節は好調に推移した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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