プログリットがストップ高、シャドーイング英会話『シャドテン』好調や6月末の株式3分割を材料視

■同時通訳者向けの訓練方法3年で累計100万件突破に注目継続

 プログリット<9560>(東証グロース)は6月19日、一段高となり、前引け間際にストップ高の6870円(1000円高、17%高)で売買されたまま、後場はストップ高買い気配で取引を開始。6月に入ってからは安い日が2日しかない連騰相場となり、ここ数日は次第に上げ幅を拡げて騰勢を強めながら上場来の高値を更新している。6月30日(金曜日)を基準日として株式3分割を予定するため、分割取り相場が強まっていると見られている上、6月1日にシャドーイング特化型英語学習サービス『シャドテン』の累計添削数が3年で100万件突破を発表し、英会話のリスキリングで注目度の高いサービスとして株価材料視されている。

 発表によると、『シャドテン』は、同時通訳者のための訓練方法として使用されている「シャドーイング」に相当し、リスニング力向上に効くトレーニングとして取り入れられている。英会話はリスニングとスピーキングで構成されるが、自分の話すスピードは調整できる一方で相手の話すスピードは調整できないため、英会話ではリスニング力の向上が大変重要。シャドーイングは、英語の音声を2、3語遅れてそっくりそのまま発話していく学習法で、独学で行うには難易度が高いが、『シャドテン』は専用のアプリを用い、レベルと目的に合わせた課題でシャドーイングトレーニングを1日30分程度実施。トレーニングの最後に録音・提出された音声を、英語のプロフェッショナルが毎日添削する方式で行うという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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