【株式市場】前場の日経平均は211円高、半導体株は重いが資源株や建設、不動産など高い

◆日経平均は4万2731円74銭(211円47銭高)、TOPIXは3082.08ポイント(12.34ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億1967万株

 8月28日(水)前場の東京株式市場は、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源株が強く、清水建設<1803>(東証プライム)などの建設株は大手証券の投資判断など受けて堅調に推移。三井不<8801>(東証プライム)などの不動産株も東京湾岸部の新施設「トヨタアリーナ東京」を景気とする再開発期待などでしっかりとなった。半導体関連株は米エヌビディアの四半期決算を受け総じて重い。日本郵政<6178>(東証プライム)や日本ヒューム<5262>(東証プライム)は自社株買いを材料視され活況高。不二製油G本社<2607>(東証プライム)は中期計画が好感され急伸。日経平均は朝寄り直後に221円安(4万2299円)まで下押したが急速に切り返し次第高となった。

 大阪チタニウムテクノ<5726>(東証プライム)が連日活況高となりボーイングに対する大韓航空などの大型発注を連日好感。セーラー広告<2156>(東証スタンダード)は電話自動応答システムなどの企業の子会社化が材料視されストップ高。AeroEdge<7409>(東証グロース)は増産投資が好感され一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億1967万株、売買代金は1兆8663億円。プライム上場1618銘柄のうち、値上がり銘柄数は903銘柄、値下がり銘柄数は617銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、証券商品先物、保険、石油石炭、金属製品、医薬品、情報通信、陸運、ゴム、建設、その他金融、銀行、不動産、水産農林、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る