Zoff運営のインターメスティック、「メガネスーパー」運営VHDを完全子会社化

■コンタクトとサングラス事業の相乗効果で新たな成長機会を創出

 メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を展開するインターメスティック<262A>(東証プライム)は9月2日、Horus HDと「メガネスーパー」を運営するビジョナリーホールディングス(VHD)の株式を取得し、両社を完全子会社化することを決定したと発表。株式譲渡の実行日は同年10月1日を予定しており、競争法関連の手続きにより日程が変更となる可能性がある。今回の決定により、インターメスティックグループとVHDグループを合わせた店舗数は国内600超となり、業界再編の一環としてアイウェア市場での地位を強化する狙いだ。

 VHDグループは全国300店舗を展開し、コンタクトレンズ販売に強みを持つ。売上高においてもメガネを上回る比率を占めており、若年層の顧客を中心にZoffの顧客層と重なる点が多い。インターメスティックはサングラス事業に強みを持ち、両社の事業領域には高い親和性があることから、クロスセルを通じた新たな成長機会が期待されている。さらに、VHDは「眼鏡作製技能士」など有資格者による高度な検眼サービスを提供しており、トータルアイケアの専門性が同社にとって大きな付加価値となる。両社の店舗は商圏の重複が少なく、競合によるディスシナジーは限定的とされている。

 インターメスティックは2001年に「Zoff」1号店を開業し、SPAモデルを業界に導入した。現在は300超の店舗を展開し、「Eye Performance」をブランド理念に掲げ、アイウェアを通じた生活や感性の豊かさを提案している。今回の完全子会社化により、長年培われた「メガネスーパー」のブランド価値を尊重しつつ、両社の強みを補完し合うことで、メガネ事業とコンタクトレンズ事業の拡大、店舗網の強化を図る方針だ。また、インターメスティック主導のもと停滞する業界再編を推進し、次世代に向けた新たなアイウェア市場の創造に取り組む姿勢を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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