りそなHDと日本マイクロソフトがAI活用で戦略的提携、生産性向上と次世代経営基盤構築を目指す

■マイクロソフト技術で顧客課題解決と新サービス開発

 りそなホールディングス<8308>(東証プライム)は5月29日、日本マイクロソフトと戦略的枠組み契約を締結し、AI技術を活用した経営改革を加速させると発表。Microsoft365や生成AI分析基盤を導入し、従業員の生産性向上と革新的な金融サービスの開発を推進する。

 同社はマイクロソフトのCopilotやAzureを活用し、顧客の課題解決に注力する体制を強化。金融知見と先端技術を融合させ、業界のAI活用をリードする姿勢を示した。さらに社会課題への対応時間も増やす方針だ。

 2025年度中には全従業員を対象にデジタルスキル育成プログラムを開始。チェンジマネジメント能力の向上も図り、グループ全体の価値創造力を高める。日本マイクロソフトはこの取り組みが金融業界の変革を促すと期待を表明している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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