JPホールディングスは戻り高値圏で堅調、来年度予算が連続過去最大とされ「子育て支援」などに期待強まる

■バイリンガル保育園・スポーツ保育園など特徴ある保育園と学習プログラムなど推進

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は9月4日、629円(4円高)まで上げた後も堅調な値動きを続け、2日前につけた戻り高値635円に向けて出直っている。保育園203園(2025年6月末現在)をはじめ、こども園、学童クラブ、児童館、交流館など合計345施設(同)を運営する子育て支援事業の最大手で、業績は好調。直近の株価は、2026年度予算の概算要求額が初めて120兆円を超えて3年連続過去最大になったと伝えられたことを受け、子育て支援関連予算の拡充に対する期待などが込められている。

 来年度予算については、「国債の利払い費や社会保障費が増加し、初めて120兆円を超えた」「インフラ維持や子育て支援、医療体制の立て直しなど」(時事ドットコム9月3日夜)などと伝えられた。JPホールディングスでは、バイリンガル保育園・モンテッソーリ式保育園・スポーツ保育園など、特徴ある保育園の運営、幼児学習プログラムの拡充などを継続的に推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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