史上最薄「iPhone Air」発表、厚さ5.6ミリ、A19 Proチップ搭載で高性能と携帯性を両立

■48MP Fusionカメラとセンターフレームフロントカメラを搭載し、次世代のポートレート撮影が可能に

 Appleは9月9日、iPhone史上最薄となるスマートフォン「iPhone Air」を発表した。同機は厚さ5.6mm、重さ165gという驚異的な薄型軽量ボディに、Proの性能を詰め込んだモデルとして位置づけられる。パワフルなA19 Proチップを搭載し、グラフィックを多用するゲームや高度な写真編集もスムーズに動作する。また、6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイ、3倍の耐擦傷性能を持つCeramic Shieldの前面ガラス、チタニウムフレームを採用し、携帯性と堅牢性を両立した。予約注文は9月12日午後9時より開始し、9月19日に発売される。価格は159,800円(税込)からとなる。

 カメラシステムも大幅に刷新された。メインカメラには48MP Fusionカメラを搭載し、2倍望遠機能に対応。次世代のポートレート撮影や、自動で不要なものを消去する「クリーンアップ」ツールなど、先進的な写真・映像体験を提供する。また、18MPのセンターフレームフロントカメラにより、写真やビデオ撮影時のフレーミングがより自由になった。さらに、新しいワイヤレスチップ「N1」によりWi-Fi 7やBluetooth 6に対応し、新開発のモデム「C1X」によって電力効率が向上。最大27時間のビデオ再生が可能な長時間バッテリー駆動も実現した。

 同機は、最新OSである「iOS 26」を搭載。アプリやウィジェットがリアルタイムで背後の情報を反射・屈折させる「Liquid Glass」や、着信スクリーニングなどの新機能が導入された。また、生成AI機能「Apple Intelligence」が利用可能で、作文ツールによる文章校正や、ジェン文字と呼ばれる絵文字の自動生成、ライブ翻訳など、日々のタスクをより便利にする機能が提供される。加えて、eSIM専用モデルとなり、衛星経由の緊急SOSや衝突事故検出といった安全機能も網羅。本体カラーはスカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックの4色が用意された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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