ピアズ、AI服薬指導トレーニング「mimik」、福山大学薬学部で有効性を実証

■学生108名対象の検証で人と同等の評価結果、学習効果を確認

 ピアズ<7066>(東証グロース)は9月11日、グループ会社のQualiagramが提供するAIロールプレイトレーニングシステム「mimik」が福山大学薬学部に採用され、教育研究に活用されたと発表した。9月6日と7日に開催された日本社会薬学会第43年会でその成果が報告され、薬学教育における服薬指導トレーニングの有効性が確認された。同研究は福山大学薬学部と、VR技術を用いた学習サービスを展開する富士フイルムシステムサービスとの共同で実施された。

 検証では福山大学薬学部4・5年生108名を対象に、服薬指導シナリオを演じた映像をmimikで自動採点し、その結果を模擬患者や薬剤師の評価と比較した。その結果、AIによる評価と人の評価はおおむね一致し、学生の70%以上が「上達を実感」と回答した。また、撮影やAI評価への抵抗感も回数を重ねるごとに減少した。自宅で反復練習が可能な点は、国家試験共用試験(OSCE)や調剤薬局での実習前の準備に有効であるとされた。

 今回の発表により、mimikは薬学教育において公平かつ迅速な評価を可能にし、セルフトレーニングを通じて学生の自信向上を促す教育的意義が示された。さらにAIによる基礎力強化と模擬患者との対面演習を組み合わせるハイブリッド教育の展開にもつながる。同社は今後、薬学教育にとどまらず医療・介護・接客など幅広い分野での活用を推進し、産学連携を強化していく方針である。教育×AI市場の拡大が続く中、本事例はAI教育支援の成長ポテンシャルを裏付けるものとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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