ソニーフィナンシャルグループがプライム上場、ソニーGは持分法適用会社に移行へ
- 2025/9/29 08:54
- IR企業情報

■スピンオフ完了で保有比率20%未満に、連結対象から除外
ソニーグループ<6758>(東証プライム)は9月29日、完全子会社であるソニーフィナンシャルグループ(SFGI)の普通株式が東京証券取引所プライム市場に上場されたと発表した。同上場は、SFGIのパーシャル・スピンオフ(会社分割)の条件となっており、予定通り10月1日に同スピンオフが実行される運びとなった。スピンオフ完了後、同社のSFGI株式保有比率は20%未満に低下し、SFGIは連結子会社から持分法適用関連会社へと移行する見通しである。
今回の上場により、SFGIは証券コード8729でプライム市場に新規上場し、9月29日が権利落ち日・上場日、9月30日が現物配当の基準日、10月1日が配当実行日となる。東証の制度変更により、SFGI株式は分配前に市場での取引が可能となるスケジュールが採用された。
同発表は、SFGI株式の上場およびスピンオフ実行を周知するものであり、投資勧誘を目的としたものではないとしている。米国証券法に基づく規制にも言及し、投資家への注意喚起がなされている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)