【AIエージェント導入調査】PKSHAと松尾研究所、日本企業の導入は1割だが共創型導入が成功の鍵

■AIエージェント導入企業の9割超が成果を実感

 PKSHA Technology<3993>(東証スタンダード)と松尾研究所は10月1日、国内大企業の管理職約500名を対象にした「AI及びAIエージェント導入・活用動向」に関する調査結果を発表した。調査によれば、AIを導入している企業のうち約6割が既にAIエージェントを導入しており、その9割以上が事業への貢献を実感していることが明らかとなった。一方で全体の導入率は12%にとどまり、多くの企業が導入に踏み切れていない現状も浮き彫りになった。導入理由としては「知識継承の課題」「人材不足への対応」が上位に挙がり、未導入企業の9割超は競争力低下の懸念を示した。

■共創型導入が主流に、内製・外注を上回る満足度

 調査では、AI導入の成功要因として「外部パートナーとの共創」が最も有力とされ、導入手法では33%が共創型を採用していた。満足度も共創が67%と最も高く、導入スピードやコスト、ガバナンス対応で優位性が確認された。今後の開発方針についても66%の企業が共創を志向しており、完全内製や完全外注は少数派となっている。ただし「社内意識改革や文化醸成」など内製が優位な要素も存在し、両者を組み合わせるハイブリッド型が最適解として浮上している。

 また、外部パートナーに求められる要件として「業務内容理解」「先端技術知見」「経営目線での助言」が挙げられ、導入後も改善提案や人材育成を含む伴走支援が期待されている。調査結果は、少子高齢化による労働人口減少に直面する日本企業にとって、AIエージェントが競争力維持の鍵となることを示している。PKSHAと松尾研究所は、今後も共創を通じて社会実装を加速し、持続的な事業成長に資するAI活用の道筋を提示していく考えを示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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