SBI証券、業界初の「e-iDeCo」導入、iDeCo手続きオンライン完結へ

■国民年金基金連合会の新システムを活用、マイナンバー認証で手続き簡便化

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)傘下のSBI証券は10月3日、iDeCo(個人型確定拠出年金)の各種変更手続きをオンラインで完結できる「e-iDeCo」サービスを10月20日から提供開始すると発表した。同サービスは国民年金基金連合会が新たに提供する仕組みを活用したもので、氏名や住所、掛金額の変更などをオンラインで申請できる。利用にあたってはマイナンバーカードによる公的個人認証を用い、SBI証券のWEBサイト経由で専用ページにアクセスし、マイナポータルでの利用者登録やe-私書箱のアカウント作成を行うことで利用可能となる。業界で初めて導入されるオンライン完結型の手続きサービスである点が特徴だ。

 同社は2005年にいち早くiDeCoサービスの提供を開始して以来、利便性向上に向けた改善を重ねてきた。2023年には証券総合口座とiDeCo加入者サイトを連携させる「アカウント連携」サービスや、商品選びを支援する「DC Doctor」を導入した。さらに、加入申込フォームの刷新や「My資産」にiDeCo残高を表示する機能追加など、利用者の操作性を向上させている。今回の「e-iDeCo」導入は、従来紙ベースだった手続きのデジタル化を一段と進める取り組みといえる。

 こうした施策により、同社のiDeCo預かり資産は2025年7月末時点で2兆円を突破し、口座数は業界最多の112万口座超を記録している。利用者拡大を背景に「iDeCoやるなら!SBI証券」を掲げ、今後もサービス改善を通じて個人投資家の資産形成を支援する方針を示した。同社は引き続き、業界をリードする利便性強化を通じて顧客基盤の拡大を図るとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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