ソフトバンクG、ABBロボティクスを約8,187億円で買収へ、孫氏「次のフロンティアはフィジカルAI」

■AI・ロボティクス・データセンター・電力の4分野戦略を深化

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は10月8日、スイスのABB Ltdと同社ロボティクス事業の買収に関する最終契約を締結したと発表した。買収総額は53.75億米ドル(約8,187億円)で、ソフトバンクグループが子会社を通じて新設される持株会社の全株式を取得する形式をとる。買収完了は2026年半ばから後半を見込んでおり、EU、中国、米国などの規制当局の承認が前提となる。

 同買収は、AIを中核とした「情報革命」においてソフトバンクグループが掲げるASI(人工超知能)実現の一環であり、特にAIロボット事業の強化が狙いとされる。ABBロボティクスは産業用ロボット分野における世界的ブランドで、信頼性や性能、販売チャネル、顧客基盤で高い評価を受けている。ソフトバンクグループは、これまでのロボティクス関連投資と統合することで、AIロボティクス領域での革新と成長を加速させるとしている。

 同買収により、ソフトバンクグループはAI、ロボティクス、次世代コンピューティングなどの先端分野におけるグローバルな競争力を高め、ASIの実現に向けた基盤を強化する。孫正義代表は「次のフロンティアはフィジカルAI」と述べ、ABBロボティクスとの融合によって人類の未来を切り拓くと意欲を示した。ABB側も、AI基盤の新時代に向けて最適な提携であるとコメントしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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