シダー、東証スタンダードに続き名証メイン市場への重複上場が承認

■個人投資家との対話機会を拡充し企業価値向上へ

 シダー<2435>(東証スタンダード)は10月9日、名古屋証券取引所メイン市場への重複上場承認を受けたと発表した。これにより同社株式は、東京証券取引所スタンダード市場に加え、10月16日付で名古屋証券取引所メイン市場にも上場する。両市場への重複上場は、投資家層の拡大と企業価値向上を目的とする取り組みの一環である。

 同社は現在、ガバナンス強化と企業価値向上を柱に経営基盤の充実を進めており、積極的なIR活動を通じて事業内容や成長戦略の発信を強化している。今回の重複上場は、個人投資家を中心とした幅広い投資家への認知度向上と、継続的な対話機会の拡充を狙うものだ。特に東海地域をはじめとする投資家層への情報発信力を高めることで、より多様な株主構成を実現する方針を示している。

 同社は重複上場を契機に、より一層充実したIR活動を展開し、建設的なコミュニケーションを通じて持続的な企業価値向上を目指すとしている。名古屋証券取引所メイン市場への上場予定日は2025年10月16日であり、これにより同社は二市場上場企業としてのプレゼンスを強化することになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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