【主なニュース&材料】暗号資産・上方修正・株主優待・M&A・協業――企業価値向上への布石

■M&A・ブランド戦略・ファッション統合・資産効率化・海外展開・新作公開

・クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム):世界1100万DL突破『Obey Me!』シリーズ最新作「Till Death Do Us Part」の新ビジュアルを公式Xで公開。NTTソルマーレ、flaggsと共同開発中。Live2D演出と背景画像を披露し、2025年配信予定。

・(銘柄分析)アステナホールディングス<8095>(東証プライム):第3四半期累計で大幅増益。ファインケミカル・HBC・医薬事業が好調で、通期利益は3回目の上振れの可能性。

・(銘柄分析)加賀電子<8154>(東証プライム):協栄産業連結で業績上振れ期待。26年3月期は増収増益・増配見通し。株価は最高値圏で堅調。

・(銘柄分析)クリナップ<7955>(東証プライム):大幅増益予想で株価上昇基調。「ファン化促進」進展と高配当・低PBRが評価材料。

・(銘柄分析)ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム):「アサコール」軸に欧州・アジア展開を加速。大型投資を吸収し収益拡大を見込む。

・(銘柄分析)JPホールディングス<2749>(東証プライム):「選ばれ続ける園」づくりを推進。子育て支援施設拡充で増収基調。11月12日に中間決算発表予定。

・エアークローゼット<9557>(東証グロース):アニバーサリークルーズ運営SPICE SERVEと業務提携。クルージング利用者向けにドレスレンタル「airCloset Dress」を提供。抽選でドレス付き貸切クルーズを実施。

・ソフトバンク<9434>(東証プライム):サムスン電子と次世代通信技術を共同開発。AI活用の無線アクセス網(AI-RAN)で連携し、6G・生成AI統合など通信インフラの効率化を推進。

・井村屋グループ<2209>(東証プライム・名証プレミア):第2四半期業績を上方修正。売上高262億3700万円(4.1%増)、営業利益19億7200万円(31.5%増)。主力「あずきバー」や「えいようかん」が好調。

・Def consulting<4833>(東証グロース):イーサリアム約5000万円分を追加取得。総保有3787.68ETH(約26億円)。新株予約権行使資金を活用し、段階的に暗号資産運用を強化。

・センコン物流<9051>(東証スタンダード):株主優待制度を拡充。2万株・3万株区分を新設し、お米最大30キロや特産品を贈呈。中間配当7円50銭を実施、年間15円を維持。

・中外製薬<4519>(東証プライム):レナリスファーマを150億円で完全子会社化。IgA腎症治療薬「sparsentan」の日本・韓国・台湾での開発・販売権を取得。最大160億円のマイルストン設定。

・クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード):子会社GPTがイーサリアム500ETH(約2億9千万円)追加取得。総保有4366ETH(約15億6千万円)。デジタル資産投資を拡大。

・フィットイージー<212A>(東証プライム・名証プレミア):株主優待制度の詳細決定。保有株数に応じてQUOカード(1000~1万円)、会費割引を設定。2026年4月から適用。

・東海染工<3577>(東証スタンダード):政策保有株売却で特別利益5000万円を計上。純利益を1億円(2倍)に上方修正。資本効率改善を推進。

・CCIグループ<7381>(東証プライム):2026年3月期経常利益を210億円(16.7%増)へ上方修正。配当性向40%維持で年間23円配当へ増額。貸出伸長と有価証券益が寄与。

・TSIホールディングス<3608>(東証プライム):傘ブランド「Waterfront」を展開するウォーターフロントを完全子会社化。株式譲渡実行は12月1日予定。傘をファッションアイテムとして位置づけ、ブランドポートフォリオを拡充。アパレルとのシナジーを追求し、レインウェアなど複合的収益を強化へ。取得価額は非開示。

・モブキャストホールディングス<3664>(東証グロース):暗号資産「ソラナ」購入時期を2025年11月から同年10月に前倒し。EVO FUNDによる450万株の新株予約権行使で約2億0250万円を調達。資金計画を修正し、暗号資産運用事業を加速。

・ホーブ<1382>(東証スタンダード):マレーシアでいちご試験栽培契約を締結。自社育成品種「ペチカ」シリーズを現地検証し、熱帯冷涼地での適応性を確認。チトセ・アグリ・ラボラトリーとの協業で東南アジア市場開拓へ。

・SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>(東証スタンダード):投資用不動産売却で特別利益1億2400万円を計上見込み。資産効率改善と財務強化を目的に売却を実施。自己株式45万株・上限1.5億円の取得も決定。

・デリバリーコンサルティング<9240>(東証グロース):アクセンチュア製品「NTech Predict」「Biz/Browser」を新たに販売開始。AI予測と業務実行基盤を組み合わせ企業DXを支援。

・エターナルホスピタリティグループ<3193>(東証プライム):フィリピンのJTCグループとフランチャイズ契約締結へ。「焼鳥屋 鳥貴族」を東南アジアで展開、現地ネットワークを活用し拡大加速。

・アクシージア<4936>(東証スタンダード):FINX JCryptoと暗号資産活用で業務提携。株主還元への導入を検討し、美容領域外の新事業を拡充。

・三菱重工業<7011>(東証プライム)・IHI<7013>(東証プライム)・三菱電機<6503>(東証プライム):JAXAの「H3ロケット7号機」打ち上げ成功で関連株に注目。ISS補給船「HTV-X」投入成功、宇宙輸送信頼性を強化。

・三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東証プライム)・ソフトバンク<9434>(東証プライム)・阪急阪神ホールディングス<9042>(東証プライム):SMBC日本シリーズ開幕。阪神タイガースの優勝効果1000億円超、関西・九州経済へ波及。関連株が注目対象に。

・ヤマハ<7951>(東証プライム)など高配当株に資金流入。日銀会合目前で高利回り銘柄へのシフトが鮮明に。

・ホットランドホールディングス<3196>(東証プライム):「築地銀だこ」がドジャース優勝記念で全品100円引きキャンペーン。大谷・山本・佐々木らの活躍を背景にブランド訴求を強化。

・東宝<9602>(東証プライム)・日本空港ビルデング<9706>(東証プライム):「HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT」始動。羽田空港に全長40メートルのゴジラ設置、観光・文化発信を狙う。

・豊田合成<7282>(東証プライム)・関西ペイント<4613>(東証プライム):大型外装部品に「インモールドコート技術」採用、成形と塗装を一体化。国内初の量産化で環境負荷6割削減。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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