イオレ、1株を10株に分割、投資単位引き下げで流動性向上へ

■投資家層の拡大を目的に11月13日効力発生

 イオレ<2334>(東証グロース)は10月27日、株式分割と定款の一部変更を決議したと発表した。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層拡大を図る狙い。基準日は11月12日、効力発生日は11月13日とし、普通株式1株を10株に分割する。

 分割後の発行済株式数は343万4392株から3434万3920株となる。これに伴い、定款に定める発行可能株式総数を600万株から6000万株に変更する。定款変更は会社法に基づき取締役会で決議され、株式分割と同日に効力が発生する。

 資本金の額に変更はない。新株予約権の行使価額は分割比率に応じて調整され、第2回新株予約権は670円から67円に、第9回は1200円から120円に引き下げられる。行使価額の調整は効力発生日に実施され、端数は四捨五入で処理される。今回の分割により、個人投資家の参加拡大と市場での取引活性化が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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