Synspective、経産省補助金4.4億円を営業外収益に計上

■2025年12月期第4四半期に計上、業績予想への影響なし

 Synspective<290A>(東証グロース)は10月27日、経済産業省の「中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3)」に基づく補助金収入を営業外収益として計上すると発表した。対象期間は2025年10月1日から12月31日までの第4四半期連結会計期間で、受領額は4億4141万9000円にのぼる。

 同社は2023年10月20日に同事業の採択を公表しており、「衛星リモートセンシングビジネス高度化実証」をテーマに掲げ、衛星データの解析や応用技術の高度化を目的とした実証事業を進めてきた。今回の補助金はその成果に基づくものであり、同社の研究開発・事業化活動を後押しするものとなる。

 なお、同件による収益計上は2025年2月14日に開示済みの通期業績予想にすでに織り込み済みであり、業績予想の修正は現時点で予定していない。今後、新たな開示事項が生じた場合には速やかに公表する方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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