【株式市場】日経平均、初の5万1000円台に到達、米中摩擦緩和期待で上昇幅1000円超

■フェンタニル規制報道で関税協議への期待高まる

 10月29日前場、日経平均株価は上げ幅を広げて心理的節目の5万1000円台を突破した。10時42分時点で5万1233円50銭(前日比1014円32銭高)を付け、史上初の高値圏に到達した。米中貿易摩擦の緩和観測と米国株高が追い風となり、幅広い銘柄に買いが入った。

 米政府が28日、中国による合成麻薬「フェンタニル」原料の輸出規制を条件に関税交渉で歩み寄る可能性を示したとの報道を受け、同日の米国株は主要3指数がそろって最高値を更新。投資家心理が改善し、東京市場にも買いが波及した。33業種のうち非鉄金属、電気機器、建設、ガラス・土石などが上昇。医薬品やパルプ・紙などが下落した。

 個別では、トーエネック<1946>(東証プライム)、アドバンテスト<6857>(東証プライム)、きんでん<1944>(東証プライム)など電力・通信関連株の上昇が目立った。為替市場ではドル・円が151円台半ばで推移し、円安基調が続いたことも輸出関連株を支えた。市場では「5万1000円突破を機に、次の節目5万2000円を視野に強気ムードが広がる」との声も出ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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