【この一冊】ひろゆきが提案する「休む技術」、現代人の疲労社会に一石

■過度な努力信仰を見直し、平凡に生きるための実践的アドバイスを収録

 学研ホールディングス<9470>(東証プライム)グループのGakkenは11月20日、ひろゆき(西村博之)氏による新刊『僕が忙しい現代人に伝えたい 休む技術』を発売した。現代人が抱えがちな「なんとなくの疲れ」や、過度な努力を求める社会的風潮に着目し、「仕事」「人間関係」「お金」「家族」「老後」の5分野で“戦略的に休む”ための具体的な考え方を提示する内容となっている。同書は、無理を前提とする価値観を「意識高い系のマッチョな考え方」と批判し、平凡で無理のない生き方を選択するための視点を示すことが特徴である。

 同書では、「自分にとって大切な1%に集中し、その他99%を手放す」という考え方を軸に、仕事の負荷を軽減する方法、人間関係の過剰な気遣いを抑える姿勢、金銭面の不安に振り回されないための視点を体系的に解説している。また、ひろゆき氏が日常で実践する“力を抜く工夫”を紹介し、睡眠不足や過度な気遣いなど、心身の疲労を蓄積させる行動パターンに警鐘を鳴らす内容も盛り込まれる。日仏を行き来する多忙な生活を送りながら心身の健康を保つ氏の姿勢が、説得力を与えている。

 さらに、「家族」や「老後」に関する負担感に対しても、距離の取り方や価値観の整理を促し、長期的に心身の安定を得るための方法を提案する。介護や学歴への過度なこだわり、老後資金への不安など、多くの人が抱えるテーマに軽やかに答える構成だ。四六判232ページ、定価1,650円(税込)で、紙版に加え電子版も提供される。学研ホールディングスグループの出版事業として展開され、幅広い読者層に“休む技術”を伝える一冊となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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