HondaJet、発売10周年で新パフォーマンスパッケージ投入、先進技術をアップグレード

■初期型・APMG機向けに操縦性と積載性能を向上

 ホンダ<7267>(東証プライム)の航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーは1月7日、初期型HondaJetおよびHondaJet APMG機の性能を向上させる新たなパフォーマンスパッケージ「APMG S」を発売したと発表した。 発売から10周年の節目に合わせ、既存機を最新機種同等の先進技術へアップグレードすることで、運航時の利便性と機体価値の向上を図る。

 APMG Sは、HondaJet Elite Sの特長である「Advanced Steering Augmentation System(ASAS)」を導入し、操縦精度や横風対応能力を高める点が特徴だ。アビオニクスのソフトウェアおよびハードウェアを刷新して処理速度を向上させたほか、最大離陸重量を従来比300ポンド(136キログラム)増加させた。積載量や燃料情報を基に離着陸時重量を自動算出する重量・重心計算機能も新たに追加している。

 同パッケージはすでに米国連邦航空局(FAA)の認証を取得し、米国ではグリーンズボロのサービスセンターで提供を開始した。今後は各国航空当局の認証取得後、認定サービスセンターを通じて順次グローバル展開する予定だ。さらに2026年からは、同社の中古機販売プログラムにおいてAPMG S適用機の販売も米国で開始する。ホンダ エアクラフト カンパニーは、新型小型ビジネスジェット「HondaJet Echelon」の開発と並行し、既存機への最新技術提供を継続する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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