SkyDrive、アブダビ政府と覚書締結、空飛ぶクルマ導入へ前進

■離着陸場やインフラ整備を共同推進、先進航空モビリティ実現へ

 大手商社、金融機関、鉄道会社、自動車メーカー、エネルギー企業などが出資しているSkyDriveは11月18日、アラブ首長国連邦アブダビ首長国の交通システムを統括する政府組織・Integrated Transport Centre(ITC)と、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD−05型)」の導入に向けた覚書を締結したと発表した。調印式は11月11日にアブダビで開催された国際イベント「DRIFTx 2025」で行われ、同首長国政府は空飛ぶクルマを未来のモビリティ戦略の核に据え、世界に先駆けた商用運航開始を目指している。ITCはインフラ整備、規制対応、実現可能性調査などを主導しており、今回の合意はその推進を後押しするものとなる。

 SkyDriveとアブダビ政府は、開発中のSD−05型の社会実装に向け協働する。離着陸場・バーティポート整備、充電インフラ構築、運航エコシステムの形成、事業化調査など多岐にわたる取り組みを進める計画で、福澤知浩CEOは、アブダビの先進性を評価し「日常の移動に空を活用する」という同社の目標に向けた重要な一歩と位置づけた。住民や訪問者に持続可能な移動体験を提供する構想を掲げ、ITCとの協力を深める方針だ。

 ITCのActing Director GeneralであるAbdulla Hamad AlGhfeli氏は、今回の覚書がアブダビのスマート統合交通システム構築に向けた強いコミットメントを示すと述べた。最新の自動運転技術や先進航空モビリティを取り入れることで生活の質向上を図り、アブダビを世界的な先進モビリティ都市へと発展させる政府ビジョンの実現につながるとした。ITCは陸海空すべてを統合した交通機関として、持続可能で効率的なソリューション開発に取り組んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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