【主なニュース&材料】銘柄分析・大型受注・データセンター投資・M&A・株主優待・自社株買い――企業価値向上へ
- 2025/11/25 08:29
- 株式投資ニュース

■食品ロボット・獣害対策AI・高速船受注・道路インフラAI
・三井化学<4183>(東証プライム)・豆蔵<202A>(東証グロース):中食製造の盛り付け工程を自動化する新型ロボット「美膳」を共同開発。高機能樹脂とAIロボティクスで業界最速級の2,000食/時を実現し、多品種・省人化ニーズに対応、iREX2025で初公開。
・高千穂交易<2676>(東証プライム):クラウド型統合セキュリティプラットフォーム「Verkada」に新機能「Animal Detection」を追加。AIカメラで熊など四足動物を自動検知し、メールやプッシュ通知で即時連絡することで獣害リスク低減と安全確保に貢献。
・川崎重工業<7012>(東証プライム):九州郵船と鉄道・運輸機構から博多-壱岐・対馬航路向け新型ジェットフォイル1隻を受注。新型ガスタービンエンジン搭載と客席レイアウト刷新で安全性・快適性を高め、2029年6月に引き渡し予定。
・(銘柄分析)冨士ダイス<6167>(東証プライム):26年3月期は需要回復と金型事業好調を背景に大幅営業・経常増益を予想。高付加価値製品拡大など成長戦略を進めるなか、高配当利回りも支えとなり、調整一巡後の株価反発が期待される。
・(銘柄分析)JPホールディングス<2749>(東証プライム):26年3月期業績を上方修正し減益予想から増益転換へ。保育・学童クラブ運営など子育て支援事業の進捗が想定を上回り、中期経営計画目標の前倒し達成が視野に入る。
・(銘柄分析)京写<6837>(東証スタンダード):26年3月期は自動車関連需要低迷や設備増強に伴うコスト増で減益予想に下方修正。一方で一過性要因の影響一巡後の27年3月期収益回復が期待され、1倍割れの低PBRも出直り材料。
・(銘柄分析)加賀電子<8154>(東証プライム):半導体・EMSなど好調を背景に26年3月期業績を2度上方修正し増収増益見通し。最高値圏でのモミ合いが続くなか、低PER・高配当利回りなど指標面の割安感から上値追いが期待される。
・(銘柄分析)Jトラスト<8508>(東証スタンダード):日本・韓国・モンゴルの金融事業改善が寄与し、25年12月期は大幅営業増益予想。自己株式414万2400株の消却を完了し、低PER・高配当利回り・低PBRを背景に出直りが期待される。
・エコモット<3987>(東証グロース・札証アンビシャス):札幌市と連携し、ドラレコ映像をAI解析するエッジAI路面解析ソリューションの実証実験を開始。ひび割れやポットホールをリアルタイム検知し、道路の予防保全と維持費削減を目指す。
・ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード):福島県大熊町で整備中のデータセンターにGPUサーバーラック機器を初搬入へ。郵船ロジスティクスに業務委託し、今後のデータセンター事業本格展開に向けた基盤整備を進める。
・アスカネット<2438>(東証グロース):発行済株式総数の3.86%に当たる最大60万株・2億円を上限とする自己株式取得を決議。株主還元の充実と機動的な資本政策を目的とし、25年12月11日~26年4月22日を取得期間とする。
・日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード):高級ブランド買取店「ブランドラボ」FC運営のSMEを完全子会社化。中古端末に加え金・ブランド品などリユース商材を拡大し、2030年4兆円市場とされるリユース需要を個人領域まで取り込む。
・ラクオリア創薬<4579>(東証グロース):胃酸分泌抑制剤「K-CAB錠」に関する韓国特許訴訟で大法院(第三審)でも全件勝訴。特許延長効力が全面的に認められ、同剤の韓国独占販売権を2031年まで確立し、ロイヤルティ収入の安定確保につながる。
・メディア総研<9242>(東証グロース):株主優待制度「メディア総研・プレミアム優待倶楽部」を新設。200株以上保有株主に3,000~2万5,000ポイントを付与し、約5,000種類の商品と交換できる仕組みで長期保有を促進。
・マネーフォワード<3994>(東証プライム):取締役会運営DXサービス「michibiku」を手がけるミチビクを完全子会社化。『マネーフォワード クラウド』との連携で経営支援ソリューションを強化し、取締役会DX領域の拡大を図る。
・カゴメ<2811>(東証プライム・名証プレミア):英国Silbury社を連結子会社化し、あわせてHIT社株を移管して欧州トマト加工事業を再編。マーケティングから生産・販売まで一体運営できる体制を整え、欧州での競争力強化を狙う。
・岡三証券グループ<8609>(東証プライム):デジタルギフト進呈と「岡三BANK」の円定期預金優遇金利から成る2階建て株主優待制度を導入。長期保有株主へのインセンティブを高め、株主との関係強化と資本効率向上を目指す。
・イントラスト<7191>(東証プライム):CMS構築や業務システム開発に強みを持つキャロルシステムを連結子会社化。保証サービスとIT技術を融合し、業務デジタル化・AI活用による新サービス開発で成長戦略を加速する。
・【この一冊】:『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』が第10刷で累計8万部を突破。新NISAの無期限非課税を前提に、優良増配銘柄22銘柄と4つのモデルポートフォリオで年間240万円配当を目指す入門書。読者レビュー400件超・平均評価4.1と支持を集める。Amazon・楽天ブックスで販売。
・日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム):ゲーマー向け「日清ゲーミングカレーメシ エナジージンジャーキーマカレー」を全国発売。エナジードリンク「ZONe ENERGY」とPlayStationとのコラボでカフェインなど機能性を強化し、PS5やゲーミングモニターが当たる大型キャンペーンも展開。
・オープンハウスグループ<3288>(東証プライム)・ヤクルト本社<2267>(東証プライム):東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手のメジャー挑戦を後押しするX企画「世界に届け!#WE_LOVE_MUNE」を開始。投稿キャンペーンに加え、ファン感謝デーで手書きメッセージを巨大ビジュアルに掲出し、ファンの声を世界へ発信。
・SkyDrive:アブダビ政府機関ITCと、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」導入に向けた覚書を締結。離着陸場・バーティポートや充電インフラ整備、運航エコシステム構築などで協働し、先進航空モビリティの商用運航実現を目指す。
・帝国データバンク:全国調査「海外進出に関する企業の意識調査(2025年)」を公表。海外進出率は18.3%と2019年から6ポイント低下し中国依存が後退する一方、生産拠点ではベトナムがトップに浮上し、インドなど新興国重視の「チャイナ・プラスワン」傾向が鮮明に。
・名古屋電機工業<6797>(東証スタンダード・名証メイン):カルコパイライト太陽電池を道路情報板・監視カメラに活用する国内初の実証を福岡県3か所で開始。軽量・柔軟な特性を生かし道路設備のオフグリッド化や災害時の独立電源化を検証し、社会インフラの強靱化を狙う。
・ベビーカレンダー<7363>(東証グロース):10月生まれ7,221人を対象とした名付け調査で、女の子1位「結月」、男の子1位「湊」。楓を用いた「メープルネーム」や果実由来の「フルーツネーム」、月を含む「ムーンネーム」など、紅葉と実りの季節感を映す名前が人気を集める。
・交換できるくん<7695>(東証グロース):カインズと資本業務提携を締結。事前訪問見積不要の「リプラフォーム」や住宅設備保証をカインズ店舗に展開し、単品交換から大型リフォームまでを一気通貫で提供。職人育成やコミュニティ運営も含め、リフォーム体験の革新と高収益化を目指す。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)





















