伊藤忠テクノソリューションズ、サイバー脅威を横断分析する「リサーチセンター」開設

■国内外の脅威・規制を迅速に分析し、社会へ知見を発信

 伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループの伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は11月27日、サイバー攻撃の脅威動向や最新対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター」を開設した。国内外の脅威情報や規制動向を迅速に収集・分析し、レポートやセミナーを通じて社会に発信することで、企業や組織のセキュリティ水準向上に寄与する。得られた知見は、同社が展開するセキュリティサービスやソリューションの高度化にも反映し、マルチベンダー環境における実効性の高い対策へとつなげる。

 近年、サイバー攻撃は巧妙化と複雑化を続け、企業活動の中断や機密情報の流出など深刻なリスクを伴っている。法規制もEUのNIS2指令や米国規制、日本国内の各種ガイドライン改訂など国際的に高度化しており、企業には脅威と規制の双方を見据えた迅速な対応が求められている。リサーチセンターでは攻撃手口や脆弱性の動向調査に加え、産業分野別の法規制の変化、最新技術の活用例などを横断的に分析し、社会にわかりやすく発信する。

 CTCは新センターの設立を通じ、新たに獲得した調査知見を同社の既存サービスに反映し、脅威検知やインシデントレスポンスの精度向上を図る方針である。今後は公的機関への脆弱性情報の報告なども視野に入れ、日本企業の実務に即したセキュリティ強化を推進する。コメントを寄せた専門家は、法規制・産業動向まで横断的に研究・発信する取り組みの意義を強調し、グローバル競争下での日本企業の持続的成長に資する取り組みとして期待を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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