日本駐車場開発、株主優待制度を拡充、那須のテーマパーク優待を無料化

■那須ハイランドやりんどう湖牧場で優待内容を刷新

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は7月22日、株主優待制度の一部変更を発表した。株主との関係強化と事業理解の促進を目的に、保有株式数に応じた優待内容を見直すもので、那須ハイランドパークや那須高原りんどう湖ファミリー牧場などの入園料割引券を無料券に変更するほか、新たに優先搭乗券や割引クーポンを追加するなど、優待の利便性と魅力を高めている。

 変更後の優待内容は、テーマパークのサービス拡充に加え、時間貸駐車場やスキー場、宿泊施設など同社グループの幅広い事業領域において、割引や招待特典を段階的に提供する形式となる。保有株数に応じて紙・電子の両形式での発行が選べるようになっており、10,000株以上の株主には、平日限定の宿泊招待や別荘見学ツアーなどプレミアムな特典も用意されている。

 今回の変更は2025年7月末の基準日から適用され、電子チケットでの利用を促進する仕組みも導入される。専用Webページを通じて登録を行い、施設利用時に画面提示することで優待を受けられる。従来の紙チケットも継続して利用可能であり、多様なニーズに応える運用体制を整えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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