王子ホールディングス、青山の保有不動産を譲渡へ、特別利益199億円を計上

■資産スリム化を加速、青山物件売却で資本効率向上

 王子ホールディングス<3861>(東証プライム)は11月28日、連結子会社である王子不動産が保有する固定資産を譲渡すると発表した。譲渡対象は東京都港区南青山所在の「王子ホームズ青山」と「王子不動産青山ビル」で、同社は取締役会で正式に決議した。譲渡は同社グループが掲げる「中期経営計画2027」に基づく資本効率向上策の一環であり、保有資産のスリム化を進める方針のもとで実施される。

 譲渡される物件は土地・建物を含む大規模不動産で、譲渡益は199億円と見込まれている。譲渡価額および帳簿価額については、譲渡先の意向により非開示としている。譲渡先は国内法人だが、王子ホールディングスとの間に資本・人的・取引関係はなく、関連当事者にも該当しないと説明している。

 今後の予定としては、12月5日に契約締結、2026年3月に物件引き渡しを予定する。同社は今回の固定資産譲渡により、2026年3月期連結決算で特別利益199億円を計上する見通しであるとしており、11月7日に公表した通期連結業績予想に変更はないとした。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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