【どう見るこの株】インターネットインフイニティー、純利益連続最高へ、成長投資一巡で見直し買い鮮明

■2Q売り上げ過去最高、M&A効果と新規出店が牽引

 インターネットインフイニティー(IIF)<6545>(東証グロース)は、前日3日に6円高の618円と反発して引け、11月21日につけた直近安値596円からのリバウンド幅を拡大させた。同社が、今年11月14日に発表した今2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月期、2Q)累計業績は、市場コンセンサスを上回ったものの、売り上げ、利益が増減マチマチで着地したことが響いて下値を試す展開が続いた。ただこのマチマチ業績は、M&A費用など成長戦略投資に伴うもので、今3月期通期業績は、下半期にこの費用計上がなく期初予想通りに純利益が連続最高更新と見込まれていることを見直し下げ過ぎ修正買いが再燃した。株式需給的にも、今年6月につけた年初来高値747円の高値期日が、足元で一巡することも、側面材料視されている。

■「レコードブック」新規出店やM&A効果で2Q売り上げは過去最高

 同社の今3月期2Q累計業績は、売り上げ29億4600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益2億300万円(同9.2%減)、経常利益2億3100万円(同1.5%増)、純利益1億3500万円(同5.4%減)で着地した。短期間リハビリ型デイサービス「レコードブック」の新規出店や稼働率向上で同事業の売り上げが9億3100万円(同3.1%増)、営業利益が2億2000万円(同14.6%増)と伸び、DXソリューション事業も、今年4月に子会社化したセントワークス(東京都中央区)の寄与で売り上げが5億2900万円(同3.2倍)と大きく伸び、営業利益も5500万円(同66.6%増)となり、売り上げは2Qとして過去最高となったが、全体の利益はセントワークスの子会社化によるのれん償却やM&A費用の計上があり増減マチマチとなった。

 ただこの関連費用計上は下期にはなくなることから、今3月期通期業績は期初予想に変更はなく、売り上げ60億700万円(前期比16.4%増)、営業利益5億3000万円(同32.4%増)、経常利益5億3400万円(同30.0%増)、純利益3億1000万円(同21.6%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。なお今期配当は、配当性向25%を目安にする株主還元政策に従って年間15円(前期実績12円)へ連続増配を予定している。

■高値期日がほぼ一巡しPER10倍の割り負け修正に再発進

 株価は、今期業績の連続過去最高更新予想を手掛かりに年初来高値747円まで買い進まれ、今期第1四半期業績が増減マチマチで着地したことで613円と調整し、自己株式取得発表とともに680円へリバウンドしたが、今期2Q増減マチマチ業績が再び響いて596円安値まで再調整した。ただこの安値水準は、PER10.4倍、25日移動平均線から4%超のマイナスかい離と下げ過ぎを示唆しているとして戻りを窺う動きを強めてきた。年初来高値からの高値期日がほぼ一巡するここから年初来高値奪回を目指し再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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