パス、再エネ需給調整でRUTILEA・ユニ・ロットと3者提携

■アグリゲーター事業に参入、AI×蓄電池で電力安定化

 パス<3840>(東証スタンダード)は12月8日、RUTILEAおよびユニ・ロットとの3者間で、系統用蓄電池やバイオマス発電などの再生可能エネルギーを束ねて需給調整を行う「アグリゲーター事業」の共同開発に向けた業務提携を締結したと発表した。同提携は、分散型エネルギーリソースを統合管理し、電力の安定供給と再生可能エネルギーの最大活用を目指すものだ。

 背景には、2050年カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギー導入の加速と、生成AIの普及に伴うAIデータセンター需要の急拡大がある。パスは系統用蓄電池用地やデータセンター用地の取得を進める中、電力確保と運営ノウハウを兼ね備えたパートナーとの連携が不可欠と判断した。RUTILEAはAIを活用した需給調整や蓄電所運用の高度化、ユニ・ロットは全国14カ所・出力74,570kWの太陽光発電所など再エネ供給力を担う。

 今後は、特定卸供給事業者の届出準備を経て、パスが主体となりリソース・アグリゲーター事業を開始する予定だ。RUTILEAはアグリゲーション・コーディネーター、ユニ・ロットは発電リソース提供とEPC業務を担い、AIを活用したエネルギー循環モデルを構築する。三社は、電力需給の安定化、再エネ有効利用、発電事業者の収益性向上、災害時のレジリエンス強化を通じ、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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