日本品質保証機構(JQA)はISO規格に関するeラーニングシステムの基盤開発にパイプドビッツの「スパイラル」を採用

■スパイラルを基盤にeラーニングシステムを安価に構築

 パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、日本品質保証機構(JQA)が、内部監査員を対象としたISO規格に関するeラーニングシステムの基盤開発に、情報資産プラットフォーム「スパイラル」が採用されたことを発表した。

 ISO規格は時代の流れに合わせて改定されるため、企業の内部監査員は、新規格の内容を理解する必要があり、JQAでは、規格説明会や有料セミナーを開催していた。しかし、受講者の来場の手間や日程が合わず受講できないケースもあった。そこで、それらの課題に対応するため、受講者が場所や時間に縛られずにパソコンからいつでも学ぶことができるeラーニングシステムを開発することを決定し、基盤開発にパイプドビッツの「スパイラル」が採用された。

 「スパイラル」が採用された理由は、自社管理サーバーでは懸念があったセキュリティや動作レスポンスを安全・安定に保ちながら、申込受付、ユーザー登録から学習までをシームレスに行えるeラーニングシステムを他よりもコストを抑えて構築できる点が評価されたことによる。

 導入効果の面では、セミナーでカバーしきれない地域の人や、時間に制約もある多くの人達に、受講機会を提供しながら、内部の人員リソースを有効活用できるようになったことが挙げられる。

 また、受講者の増加だけでなく、JQA以外の審査機関を利用している企業からeラーニングシステムの受講応募が来るようになったそうである。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る