神戸物産、25年10月期の業績予想を上方修正、売上高5517億円に拡大、配当も増額へ

■業務スーパー好調で大幅増益

 神戸物産<3038>(東証プライム)は12月8日、2025年10月期(2024年11月1日~2025年10月31日)の連結業績予想および配当予想の修正を発表した。売上高は前回予想の5250億円から5517億円へ、営業利益は377億円から398億円へ、親会社株主に帰属する当期純利益は237億円から240億円へ引き上げた。1株当たり当期純利益は108円35銭から143円63銭へ大幅に上昇する見通しだ。

 主力の業務スーパーで新規出店が順調に進展し、円安や物価高の影響で節約志向が高まる環境下、価格競争力とプライベートブランド商品の優位性が支持された。既存店出荷実績も堅調に推移し、売上高は期初計画を上回る見込みとなった。輸入品や原材料の調達コスト上昇に対しても、価格転嫁や調達先の最適化、物流効率化の徹底により利益率が改善した。

 経常利益についても、工場関連の補助金交付や、為替変動対策として実施しているデリバティブ取引の一部契約終了による時価評価の戻入れなどが寄与し、上方修正に踏み切った。業績予想の上方修正に伴い、2025年10月期の期末配当予想は1株当たり26円から30円に増額し、うち4円は特別配当とした。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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