SBI新生銀行が東証プライム市場に再上場、初値は公開価格を9.4%上回る

株式市場 IPO 鐘

■公的資金完済後の再上場で今年最大規模のIPOを実現

 SBI新生銀行<8303>(東証プライム)は12月17日、東京証券取引所プライム市場への再上場を果たした。初値は公開価格1450円を9.4%上回る1586円となり、今年最大規模のIPOとして注目を集めている。同行は2021年12月にSBIグループ傘下入りして以来、顧客基盤の拡充と収益力強化を推進し、本年7月には長年の経営課題であった公的資金2300億円の完済を実現していた。

 同行グループは2026年3月期の連結業績予想として、親会社株主に帰属する当期純利益を前期比18.3%増の1000億円と見込む。法人営業や住宅ローン、証券投資などの成長領域において収益拡大を図り、業務粗利益は前期比6.6%増の3184億円を想定する。2025年9月末時点の営業性資産は16兆1894億円、預金量は16兆3463億円といずれも増加し、自己資本比率は9.14%を維持している。

 同行はSBIグループの中核銀行として「第4のメガバンク構想」を掲げ、地域金融機関との連携強化とデジタル金融領域での先進的な取り組みを加速させる方針である。株式上場を新たな出発点とし、従来の金融の枠を超えた革新により企業価値を高め、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る