加賀電子、東芝テックと小売業界における製品の開発・製造協業に向け基本合意

■製品企画から製造・調達まで包括連携、国内市場から始動

 加賀電子<8154>(東証プライム)は12月18日、東芝テック<6588>(東証プライム)と小売業界向け製品の開発・製造に関する協業に向け、基本合意書(MOU)を締結した。両社は製品企画から製造、部品調達、セットアップまでを含む包括的な協業体制を構築し、小売業界に向けた高品質な製品の安定供給を目指す。

 背景には、小売業界で店舗の利便性向上と業務効率化を両立する「スマートストア」実現への要請が高まっていることがある。東芝テックは製品企画・開発・保守力を強みとし、品質向上と安定供給の強化を進めてきた。一方、加賀電子は高度な製造技術とグローバルな調達ネットワークを有し、両社の強みを融合することで信頼性の高いハードウェア供給体制を構築する。

 協業の具体的な検討領域は、商品開発、部品調達、製造、セットアップの4分野である。東芝テックが企画・開発する製品について、加賀電子が試作や量産化を検証し、調達戦略の共同検討によるコスト削減と安定供給を図る。製造面では加賀電子が品質管理や改善提案を行い、最終組立や出荷体制も両社で検討する。

 当初は国内市場向け製品を対象とするが、中長期的には海外市場向け展開も視野に入れる。今後、両社は個別契約を順次締結し、製品開発から製造までのプロセス全体で付加価値を高める体制を具体化する。これにより、小売業界における顧客満足度の向上と市場競争力の強化、さらには業界全体の価値創出への貢献を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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